椅子の張り材
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【椅子の張り材】
椅子の座面や背板の身体に接する面に張ってある布などの素材のことを張り材と言います。
【上張り材の種類】
身体に直接触れる仕上げ材です。イメージ作りに大きく影響を与えます。
a.繊維織物
- 平織 経糸と緯糸を1本ごとに交差させた丈夫な織物
- 緞子織 光沢に富んだ織模様のある絹織物の一種
- ゴブラン織 経糸に羊毛や絹を使い図柄を織る高級手織物
b.パイル織
タオル地のようにループが残っているものとカットされたものがある。
- <ビロード
ベルベットとも呼ばれ、原糸に絹・レーヨンなどを用いた光沢のある織物
- モケット
緻密なパイルの丈夫な織物で、車両シートに良く使われる。
- 金華山
毛ぶさのカットパイルとループパイルにより立体感と豪華さを出している。
- コールテン
原糸は綿で、うねロードとも言われている。
c.編物
- ニット
伸縮性に富み、複雑な曲線を持つ椅子にも張れる。
d.天然皮革
吸湿性、耐熱性、弾力性、染色性に優れ、椅子の上張りとしては、牛、馬、豚、山羊の皮革が主に使われており、クロームやタンニンでなめした後、染色したりする。
- ビニルレザー
塩化ビニルを発泡させた基布に付着したもので、通気性・吸湿性はありません。
- 合皮皮革
基布に各種の合成樹脂を塗布して作った天然皮革の類似品。
【クッション材】
- a.ポリウレタンフォーム(チップウレタン)
石油化学製品で、軽く弾力性に富み加工性もよく、クッション材の中心的なものです。
- b.合成繊維綿・綿
上張りと充填物の間に敷きソフトな感触を出す。
- c.パームロック・化繊ロック
ヤシの実の繊維や化学繊維を合成ゴムで固定化したもので耐久性がある。
【衝撃吸収材】
椅子のデザイン、構造、用途により使用する材料が異なります。
- a.セットスプリング
螺旋状に巻いたスプリングをセットしたもので、この上にヘッシャンクロス(荒く織った布)で覆いクッション材をのせ、上張りをする。あおい張りには、重要な部材となります。
- b.ウェビングテープ
ベルト状のテープで近年多く使用されています。
- c.スネークスプリング