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ミケーネ文化

ミケーネ文化

ギリシャ本土の南部の都市国家(紀元前1600年頃)、クレタ文明の影響を受けて急速に栄え、その勢力はクレタを凌ぐまでになる。ギリシア南部には多くの都市がつくられ、その最大の都市をミケーネといいその名をとって「ミケーネ文化」と言われている。

クレタの王は商人であり、酒、油の大生産者でしたが、ミケーネの王の宮殿建築は閉鎖的で城塞の要素が強く、要害の地に巨石で築かれています。

ミケーネ文化の建築

ミケーネの建築の特色はメガロンと言われる前後に長い長方形の間取、切妻屋根、妻入り建築で玄関、前室、炉のある主室が並び、三方が壁で囲まれており、一方だけが開口部がある北方住居型の様式を基本として建てられていました。

宮殿はメガロンの集合体で、城塞の最高所に建てられていました。このように場外を中心に町を形成することは、後にギリシア時代の都市の中心部アクロポリスに引き継がれていき、メガロンに列柱を巡らした構造がギリシア神殿の基本となっていきます。

ミケーネ文化の特徴

クレタの影響を強く受けており、より権威的で力強いが、優雅と洗練さに欠けています。クレタの自由な自然主義に比べて、ギリシア的性格である構成的傾向の萌芽が生硬な感じを与えているみたいです。

そのミケーネの時代は、紀元前1200年頃から南下して来たドリス人の侵入によって終わります。